転職先の社長がビットコインに夢中

社長、ビットコインはじめたってよ

まず、ビットコインといえば、仮想通貨であると同時に、マウントゴックス社の破綻が思いつく。

故に、facebookのニュースフィードに社長が意気揚々と「取引がんばる!」みたいな投稿を見かけたときは、マルク・カルプレス氏の顔がよぎってしまった。

 

いいや、大丈夫。

破綻したとしても会社の金に手をつけるようなタマじゃない。

個人が破綻するだけだ。

 

何度も自分に言い聞かせ、そっとブラウザを閉じた。

それでも脳裏に残ってしまった黄金のヘビの画像。

 

風水ェ・・・。

 

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翌日ヘビの皮を持ったメンバーが出社した

なんの前触れもなく、会社にヘビの抜け殻を持ってきた女が弊社には在籍している。

 

昨晩投稿されていた社長の記事を見て、この奇怪な行動に出たことは間違いない。

彼女はペットのヘビが脱皮の際に脱ぎ捨てた皮を、抜かりなく計測し、ブルガリの紙袋に入れ、朝一番満足げな笑みを浮かべて社長に差し出していた。

 

金運が上がるように、と。

 

ヤツ社長は生娘のようにキャアキャア言いながら指先でつまみ上げ、それからまたキャアキャア騒いでいた。手足のない生き物は愛せない、と言いながら。

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ちなみにその日はスカイプを使った本社との共有会もあったが、その間もずっとブルガリの紙袋はテーブルの真ん中に置かれていた。

 

 

余談だが、彼女は最近新たに飼い始めたイグアナに心を奪われがちだと言う。

なぜ?と問えば、迷わずこう言い放った。

 

「値段の差。」

 

そんな彼女のまっすぐな瞳には、噓偽りなど、微塵も感じられない。

 

私はそこに経済の縮図を見た。

 

 

ヘビ皮のご利益

さて、皮を受け取った本人は「爬虫類まじ無理!」と、ヒイヒイ言いながらも、大事に抱えて来客に見せびらかしていた。

 

正直、アノ野郎社長意味わかんねえな、と思ったりもしたが、無邪気にぴょんぴょん飛び跳ねる姿には幼少期の面影を残しており、不安を通り越して切なさを感じさせる。

 

アレを貰って、一番喜んでいたのは社長なのかもしれない。

 

だが、ビットコインのチャートはその日を境に暴落する。

 

 

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 (2017/10/17)

 

 

後日

どういう経緯かはわからないが、この件は社長のお母様の耳に届いていた。

聞くところによると

 

きよのりには、早くそういうのから手を引いて欲しい。

 

と、周りに言っているそうだ。

 

 

激しく同意する。

 

 

これが近頃転職した職場の様子でございます。

現場からは以上です。